洋食店の調理場で10年務めていた「てて」と申します
その経験と調理師の資格を活かして短時間で簡単にできる料理のレシピをご紹介しています
この記事ではイカとキャベツとトマトのパスタを紹介します
トマトソースではなく生のトマトを使ったパスタになります
- トング(パスタをソースと絡めたりお皿に取り分けたり)
- 菜箸(茹でている麺を混ぜる)
- 包丁
- まな板
- 鍋(麺を茹でる用)
- フライパン(ソース作る用)
- ざる(キャベツやベビーリーフを洗う用)
- ボール(ざるの下に使用)
使用する食材 | 使用量 | 値段 | 半分量 |
パスタ(2~3人前) | 300g | ¥178.5 | 150g |
オリーブオイル | 大匙2杯 | ¥63 | 大匙1 |
ニンニク | 1個又は大匙1杯 | ¥5 | 半量 |
スルメイカ | 1本 | ¥358 | 1/2本 |
キャベツ | 1/6個 | 88 | 1/10個 |
トマト | 2個 | 198 | 1個 |
ベビーリーフ | 1パック | 98 | 半量 |
バジル(乾燥したものでもOK) | 2枚分 | 20 | 1枚分 |
唐辛子輪切り(好みで) | 少々 | ¥5 | 少々 |
アンチョビ(好みで) | 少々 | ¥5 | 少々 |
塩・コショウ(味調整用) | |||
合計 | ¥1,018.5 | ||
1人前 | ¥339.5~509.2 |
食中毒の原因になりますので、イカを切ったまな板は必ず煮沸消毒をするか、漂白剤をまんべんなくかけて5分ほど放置してから、ぬるぬるしているのが取れるまでしっかり洗剤で洗ってください
パスタを茹でるためのお湯を沸かす
- パスタ100gに対して水の量は1ℓ
- 塩は水の量に対して3%の量、海水と同じ塩分濃度
海水と同じ塩分濃度と言われていますが、実際はしょっぱいので、舐めた時にちょうど良い塩分になっていれば大丈夫です
水が冷たいと塩はなかなか溶けないので、溶けてきてから塩分調整したほうが調整しやすいです
火にかけている間にソースを作りましょう
食材の用意
にんにくはみじん切りかスライスか包丁の側面を使って押しつぶす
もしくは、フードプロセッサーを使ってみじん切りにします
市販のにんにくすりおろしを使うことも可能ですが油で炒めると跳ねるので具材と一緒に入れるようにしましょう
にんにくを毎回カットしなくて済むように、すぐに使えるように保存しておく方法はこちら👇
フライパンにオリーブオイルを入れ弱火でゆっくりきつね色になるまで火にかけます
ゆっくり火にかけるのできつね色になるまでには時間がかかります
その間にほかの食材を用意していきましょう
にんにくを炒めている間にほかの食材を用意するのに自信がない方は、すべて用意してからでもいいですよ
時間がない中でもまずは焦らずやりましょう
けがのもとにもなりますのでね
カットしてあるものが売っていれば、それを時短のために使いましょう
カットしていない場合は下処理をしてからカットします
1㎝厚の輪切りでよいかと思いますがお好みで大丈夫です
イカの下処理方法
イカを洗ったら親指と人差し指で輪を作り、イカの足をその輪に入れて、足の方から胴体の中に入れます
できるだけ奥まで入れて軟骨をつかんだら、軟骨を剥がすように足と胴体を引きはがします
軟骨はイカの耳と言われる部分の先端から足のところまである硬く透明なプラスチックのようなものがそうです
剥がしたら胴体の中と足を洗います
足はイカの目の下あたりをカットします
※内臓は新鮮であればイカの塩辛にも使用できます
食中毒の原因になりますので、イカを切ったまな板は必ず煮沸消毒をするか、漂白剤をまんべんなくかけて5分ほど放置してから、ぬるぬるしているのが取れるまでしっかり洗剤で洗ってください
キャベツは食べやすい大きさにカットしてざるに入れ水洗いしましょう
ベビーリーフは別のざるにあけ、水洗いしましょう(ベビーリーフは最後の飾りで使用するので後の方でも大丈夫です)
キャベツの葉でも硬く厚い部分があると思います
包丁で薄くカットするか包丁やコップの裏などの固く平らな部分で潰してもOKです
トマトは湯向きします
トマトのヘタをくりぬき、パスタを茹でるお湯が沸騰してきたらトマトを5秒から8秒ほど入れ、おたまなどで出し、手で触れる程度に水に浸し皮をむく
トマトのヘタを包丁でくりぬくのは超危険なので、トマトの表面に切れ目を入れるか小さい穴をあけてからお湯に入れても大丈夫です。ヘタは後でとればOK(包丁でヘタをくりぬくのはとても難しく、手をざっくり切って流血した人を何人も見てきたので、慣れていない人は本当に本当に危険なのでやめましょう)
お湯に入れると皮がペロンとなるのでそうなったら秒数関係なく引き上げてください。ペロンとならない場合もありますが茹ですぎはよくないので、上記秒数内で出してください
皮がむけたら2㎝角ぐらいの大きさに大体でいいのでカットします。炒めたら大きさ、形の原型は無くなるので適当な大きさで大丈夫です
トマトの皮は最終的に舌ざわりが悪くなるので無い方がいいですが、気にならないなら湯向きは面倒なので、皮ごとカットして使ってもいいですよ
その際は、なるべく細かくカットしましょう
ソースを作る
フライパンにオリーブオイルを入れ、最初から弱火でにんにくを炒めます
にんにくがきつね色になったらイカを炒めます
ここから中火にします
いかにある程度火が通ったらキャベツを入れて炒めます
キャベツの触感を残したいのであれば後で入れてもいいですね
いかの胴体の中は白くなり、足は赤くなれば火が通り始めてます
ここまで炒めたらキャベツを入れましょう
軽く炒めたらカットしたトマトとバジルを入れてさらに炒めます
生バジルは親指の爪ぐらいの大きさにちぎって入れましょう(大きさは好みで結構です)
ここから次の写真まで炒めます
キャベツの触感を残したいならこの段階で入れてもいいと思います。私は少しの触感でいいので早めに入れてます
ここまで来たらあとは調整していきます
まずはパスタのゆで汁をおたまで1~2杯入れて水分量を調整します
次に塩、コショウで調整します(コショウが食べれない子もいると思いますので入れなくても大丈夫です。私の娘もコショウは辛いと言って食べません)
炒めてると煮詰まってきますので水分量、味の調整が決まったら火を止めましょう
煮詰まると水分量が減るので、味の調整をした後の水分量の調整はただの水を入れて再沸騰させましょう。ここでゆで汁を入れると、どんどんしょっぱくなってくるので注意してください
パスタを茹でる
パスタを茹でるお湯が沸騰したらパスタを入れます
パスタを上手に入れるコツ
パスタの束を雑巾を絞るように軽く絞り、ねじれたまま縦にまっすぐ鍋の中心に一気に落とします。下の写真は撮影するために片手になってますが、ちゃんと両手で入れてます
入れたら菜箸でパスタがお湯に浸かるまで押し込み、しっかり混ぜましょう
パスタ同士がくっつかないようにしっかり混ぜましょう
初めて茹でる方は混ぜる頻度を30秒に1回ぐらいのペースでやりましょう
決まったルールはないのでパスタ同士がくっつかずしっかり茹でられれば大体で大丈夫です
茹で時間は表示時間より1分早い時間で茹でてください
残りの1分はソースと一緒に火にかけて、ソースをパスタに吸収させてあげるイメージです
パスタとソースを混ぜる
パスタが茹で上がる前に一度ソースを温めなおしておきましょう
パスタが茹で上がったら、パスタとソースを1分ほど混ぜながら火にかけます
トングを使ってフライパンを前後に振りながら、中心をぐるぐる回す感じで混ぜると具が外に寄っていくので、盛り付けやすくなります
盛り付け
トングでパスタをつかんでお皿にパスタを先に盛ります
パスタをお皿に乗せる際、半回転させながら中心に盛ります
パスタが無くなるまで繰り返すと山のような盛り付けになると思います
あとは上から具を乗せてあげるときれいに盛り付けられます
具が多いとパスタが崩れやすいので、失敗したら次回頑張りましょう
ここで時間をかけるとパスタが伸びてしまうので素早く盛りましょう
最後にベビーリーフを上にこんもり盛れば完成です
いただきま~す😊
食中毒の原因になりますので、イカを切ったまな板は必ず煮沸消毒をするか、漂白剤をまんべんなくかけて5分ほど放置してから、ぬるぬるしているのが取れるまでしっかり洗剤で洗ってください
まとめ
アンチョビや唐辛子を入れてもおいしいので、これがおいしかったら試してみてください
料理は見た目もおいしくなる要素です
お皿を変えるだけでおしゃれに美味しそうに見えるので
こだわってみてください
お皿はいろいろなところに売っていますので探すのも楽しいですね
合羽橋は調理道具がたくさん売っているので是非行ってみてください
トマト系のパスタだと白いお皿が映えます
合羽橋の道具街でもたくさんのお皿が売っていますので、機会があれば行ってみてください
素敵なお皿が見つかるといいですね
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