市販のソースを使わずに簡単で美味しいペスカトーレパスタを作ってみたいと思いませんか？
洋食店で10年調理をしてきた経験のある元料理人の「てて」が料理初心者でも家庭で簡単に作れるシーフードミックスを使ったトマトパスタ、ペスカトーレパスタのレシピ、作り方をご紹介いたします
パスタの中でもシーフードを使ったパスタは大変人気のある料理です
貝類や甲殻類は殻や砂抜きが、魚は骨の処理が大変で、自宅で魚介を使った料理を敬遠する方もいるかと思います
そんな魚介を扱うのはちょっと大変という方向けにイカや、アサリ、エビなどが一緒に冷凍されているシーフードミックスが売っているのはご存じでしょうか。
すでに下処理が済んでいるので使い勝手が良い商品です
その冷凍シーフードミックスとホールトマトを使ってトマトパスタ、いわゆるペスカトーレパスタを作っていきたいと思います
トマトパスタと言われるとトマトソースから作らないとだめなの？と思うかもしれませんがトマトソースを作らずに簡単にペスカトーレパスタを作っていきたいと思います。（シーフードミックスは冷凍のまま使います）
気になった方は一度ご覧になってみてください
ペスカトーレとは
ペスカトーレとは簡単に言えば海の幸のパスタになります
本来は漁師という意味で、余った魚介を使ってトマトソースで作った料理の事をいいます
今回はご家庭で簡単に、時間をかけず、手間をかけずで作りたいのでスーパーで簡単に手に入り、使い勝手の良い冷凍のシーフードミックスとホールトマトを使用したいと思います
ペスカトーレで使う調理道具
- 包丁
- まな板
- ピーラー（アスパラの皮をむくよう）
- 両手鍋（パスタ茹でる用）
- フライパン（ソース作る用）
- 木べら
- 菜箸
- トング
ペスカトーレで使う食材
| 食材（3～4人分） | 分量 | 金額 |
|---|---|---|
| パスタ | 400ｇ | ￥216 |
| シーフードミックス（冷凍） | 170ｇ | ￥373 |
| しめじ | 1㍶ | ￥99 |
| アスパラ | 1束 | ￥198 |
| 玉ねぎ | 1/2個 | ￥20 |
| にんにく | 1～2片 （大きさによる） | ￥10 |
| オリーブオイル | 大さじ4杯 | ￥126 |
| コンソメキューブ | 1個 | ￥35 |
| ローリエ | 1枚 | ￥7 |
| 塩 | 適量 | |
| コショウ | 少々 | |
| 合計 | ￥1084 |
適量とは味見をして濃くも薄くもなく丁度良い加減の事を指しています。これは使う食材に含まれる塩分量の違いや大きさ、使用量の違いで変わってくるため正確な分量が出せないので適量とさせていただいておりますことをご了承ください
塩は味の調整用とパスタを茹でる用で使います
「てて」家は子供が辛いの食べれないので入れていないですが、唐辛子を入れるとピリッと辛くて美味しいので是非入れてみてください。量は輪切りだと5個（本当に少量です）くらいの量でいいと思います。にんにくと一緒に最初から炒めてください。
ペスカトーレで使う材料を用意しておく
にんにくをみじん切り
にんにくをみじん切りにします。フードプロセッサーを使うと、とても簡単にできます
スライスや包丁の腹で潰したものでも大丈夫です
にんにくを毎回カットしなくて済むように、すぐ使えるようにしておく保存方法はこちら👇
玉ねぎをスライス
玉ねぎ1/2個を５㎜以下のスライスにする
フードプロセッサーを使うと簡単にできるみじん切りでも問題ないです（フードプロセッサーを使う場合は回しすぎてビチャビチャにならないように注意しましょう）
しめじのいしづきを取り除く
しめじの下にあるいしづきをカットしておきます
すると、手で簡単に割けるようになります
袋を開いて袋の上でカットすると置いておけるし、片付けもきれいにできますよ
アスパラをカット
アスパラは下の部分が硬いので3～5㎝ほどカットします
その後上から2/3ほどをピーラーを使って皮をむきます
下の方の皮は結構硬いのでむかないと歯触りがとても悪くなります
アスパラ1本を5～6等分に斜めにカットします
アスパラは最後に使うので器などに入れて置いといて下さい
これで材料のカットは完了です
ペスカトーレの作り方
目安としてはパスタソースが出来上がるまでに30分ほど欲しいのでパスタを茹でるお湯は先に沸かしておきましょう。大きい鍋でたっぷりの水を沸かすだけでも15分ほどかかるかと思います。ゆで汁はソースにも使いたいので多めに沸かしてください
それでは早速作っていきましょう
パスタを茹でる用のお湯を多めに沸かす
大きめの両手鍋にたっぷりの水を入れて火にかけます
沸騰したときに塩分がちょうどよいぐらいの塩も一緒に入れてください（よく、海水と同じ塩分濃度で茹でると言われていますが、それだとかなりしょっぱいので、舐めても丁度良い塩加減がベストです）
塩を入れすぎてしまうとどうにもならなくなるので最初は少なめに入れておいて、沸騰するぐらいに味見して調整してください
数回パスタを作っていると自分で使っている鍋の大きさと水の量に対してどのくらいの塩を入れたらいいか分かってくるようになります
フライパンでペスカトーレのソースを作る
パスタを茹でるお湯を沸かしている間にソースを作っていきましょう
にんにくを炒める
フライパンにオリーブオイル大さじ4とにんにく1～2片みじん切りを入れて冷たい状態から弱火でゆっくり火を入れにんいくの香りを最大限に引き出していきます
にんにくのみじん切りはフードプロセッサーを使うと一瞬で終わるので便利です。（面倒であればスライスでも大丈夫です。何なら包丁の腹等で潰したにんにくでもOKです）
にんにくが黄金色になってきたらOKです（火を入れすぎてしまうと焦げの味が出てくるので少し早めに次の工程にいきましょう）
玉ねぎを炒める
玉ねぎ半分量をスライス（みじん切りでもOK）して中火で炒めます
玉ねぎは煮てしまうので5㎜程度のスライスでも大丈夫です
アップしたらわかりますがそれほど薄くスライスはしていません
シーフードミックスを入れる
シーフードミックスを入れて溶かしながら炒めていきます
溶けてくると水分が出てくるため、できるだけ煮詰めて水分を飛ばします
しめじを入れて軽く炒める
しめじを入れて軽く炒めてください
どうせ煮るので軽くで大丈夫です
ホールトマト、ローリエ、コンソメを入れて10分～20分煮込む
ホールトマトをそのまま入れてもいいのですが、ボウルや器に一回入れて、トマトを手で握りつぶしてほぐしてあげると煮込みやすいです（写真はそのまま入れました）
缶の中にはまだトマトの汁が残っているので、（細かく言えばフタにもついてます）少し水を入れてキレイに取りましょう
ローリエとコンソメを入れます
パスタを茹でるゆで汁を4杯ほど入れてトマトを木べらで潰しながら10～20分ほど煮込んでいきます
水分がなくなってくるようでしたらゆで汁を入れるか、水を入れてください
ゆで汁は塩が入っているので入れすぎるとしょっぱくなりますので味を見ながら入れてください
段々トマトが崩れてきて写真のような状態（水分量と色）になったら味見をして塩分調整後、火を止めましょう
パスタを茹でる
沸騰した鍋にパスタを入れて表示より1分早い時間で茹でます
パスタが茹で上がる3分前ぐらいにソースを温めてアスパラを入れて30秒ほど煮ましょう（パスタを茹でている方でアスパラを茹でても大丈夫ですよ）
パスタとソースを混ぜる
温めたソースに1分早く上げたパスタを火をかけながら1分ほど混ぜます
水分量が少ない場合は調整してください
ここで時間をかけすぎるとパスタが柔らかくなってしまうため、1分より気持ち早いぐらいで仕上げるように心がけましょう
盛り付けて完成
お皿を用意しパスタを先に山なりに盛り付けます
下の写真はきれいにい盛り付けるためのコツです
赤の矢印…フライパンを矢印の様に前後に絶えず動かす
青の矢印…トングで中心をパスタと一緒にぐるぐる回す
これを同時にやると具とパスタがきれいに分かれますので、パスタを先に盛り付け最後に具材を盛り付ければお店のようなパスタの完成です
上に乗っているバジルは庭で作ったバジルを飾りにしましたが、なくても大丈夫です
最後に
冷凍のシーフードミックスを使ったトマトパスタをご紹介しました。
ペスカトーレは魚介なのでアスパラやしめじは入れないので無くても構いませんが、野菜も入れたほうが美味しそうなので入れました
ベーコンやマッシュルームなどを入れても美味しいし、アスパラの代わりにブロッコリーやオクラなどを入れてもいいですよね
この作り方は万能に使えるので具を変えてみたり、生クリームを入れてみたり、いろいろやって楽しんでみてください
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