料理を自動で作ってくれて時短にもなる調理家電のスチームオーブンレンジってたくさんあるけど、どれを選んだら良いのか分からないですよね
お店やネットで見ても機能がたくさんあり、どんなことができて、どんな料理が出来るのか想像しにくいと思います
また、ご自宅に設置できるサイズなのか、スチーム機能が必要なのか気になるところですよね
この記事では洋食店で10年務めた経験のある元料理人でこの記事を執筆している「てて」がスチームオーブンレンジの寸法や機能、メリット・デメリットと、おすすめのランキングをご紹介します
スチームオーブンレンジとオーブンレンジ、電子レンジとの違い
電子レンジは、マイクロ波を利用して食材を加熱します。マイクロ波は水分分子を振動させることで熱を発生させるため、比較的迅速に加熱が可能です。冷凍食品の解凍や急速な加熱が必要な場合に使います
オーブンレンジは、食材を加熱するために熱を放射する熱源を使用します。これにより、焼く、ローストする、グリルするなどの調理が可能です。
スチームオーブンレンジは、オーブンレンジと電子レンジの機能に加え蒸気を利用して加熱するスチーム機能があります。蒸気は食材の自然な水分を保持し、調理中に食材が乾燥するのを防ぎます。これにより、食材が柔らかく、風味豊かに仕上がります。スチーム機能が追加された分お値段も高額のものが多いですが、料理の幅を広げたい、たくさん料理を作りたいが家電で少しでも時短したい方には重宝すること間違いなしです。
スチームオーブンレンジとは
スチームオーブンレンジとは、蒸気を利用して食材を加熱することができる革新的な調理家電の一つで、家庭での料理の幅を広げる優れたツールです。
主な利点の一つは、食材の鮮度と栄養素の保持です。高温の蒸気によって食材を加熱することで、栄養素が逃げにくくなります。通常のオーブンでは、熱によって食材から水分が奪われ、栄養価が低下することがありますが、スチームオーブンレンジではそのような問題はありません。食材の風味や食感も損なわれず、栄養価の高い料理を楽しむことができます。
さらに、スチームオーブンレンジは調理の均一性に優れているので蒸気は食材の内部まで浸透しやすく、均一な加熱が可能です。食材の中心部まで均一に熱が伝わるため、外側が焦げつきにくく、内側はしっとりとした仕上がりになります。
スチームオーブンレンジは、多機能性も魅力の一つです。蒸し料理だけでなく、お菓子やグリルなど、さまざまな調理方法に対応しており、幅広い料理のバリエーションを楽しむことができます。また、多くのスチームオーブンレンジにはプリセットの調理モードや自動調理プログラムが備わっており、使い勝手が良いです。
食材を乾燥から守るのでパサパサしなくなり、中まで均一に火を通してくれるので焼きムラがなく食材が持つ水分や栄養素を損なわず調理ができるんです
スポンジケーキの生地やプリンなどもしっとり焼けます
スチームオーブンレンジのデメリット
これからご紹介するメリット・デメリットは一般的なスチームオーブンレンジの特徴ですが、製品によって機能や利点は異なる場合があります
- 設置スペースの確保: 本体サイズはオーブンと同等もしくは大きいため、キッチンの設置スペースを確保する必要があります。小さなキッチンや限られたスペースのある場所では、適切な設置場所を見つけることが課題になるかもしれません。
- 価格: 高度な加熱技術や多機能性を備えているため、一般的に他のオーブンレンジよりも高価です。初期投資やランニングコストを考慮する必要があります。
- 使い方に慣れるまでの時間: スチームオーブンレンジは多機能のため、使い方に慣れるまで大変です。操作方法や調理のタイミングなどに慣れるまで、少し時間がかかるかもしれません。
- メンテナンスと清掃: 蒸気を使用するため、内部に水滴や湿気がたまりやすく、清掃が必要ですが、ほとんどがお掃除機能がついているのでそこまで気にすることはないでしょう。しかし、水タンクやフィルターのメンテナンスは必要になります。(たまには庫内を清潔の保つためにも拭き掃除をしましょう)
スチームオーブンレンジのメリット
スチームオーブンレンジのスチーム機能は、食材を加熱する際に水蒸気を利用することで、料理を美味しく、健康的に仕上げることができる便利な機能です。
- 高品質な蒸し料理: 食材を蒸気で加熱することによって均一な調理が可能です。この特性により、蒸し料理を簡単に作ることができます。
- 速い加熱時間: 高温の蒸気を使用するため、通常のオーブンに比べて加熱時間が短くなる傾向があります。食材が均一に加熱されるため、素早く料理を完成させることができます。
- 保湿効果による乾燥防止: 調理中に蒸気を保持することにより料理の乾燥を防ぐ効果があります。食材の水分が保たれるため、料理がしっとりとした食感を持ち、乾燥せずに仕上がります。特にパンやケーキのような焼き菓子を作る際には、スチームオーブンレンジが有効です。
- 多機能性: 蒸し料理に加えて様々な調理方法に対応しています。これにより、さまざまな料理のバリエーションを楽しむことができます。
- 栄養素の保持: 食材の内部まで均一に加熱するため、栄養素の損失を最小限に抑えることができます。通常の焼きや煮るでは栄養素が流出してしまうことがありますが、スチームオーブンレンジでは食材の中に栄養素が閉じ込められます。また、食材の色合いや栄養成分がより保たれ、特に野菜は色鮮やかでビタミンやミネラルなどの栄養素も壊れにくくなります。
- 減塩効果:スチーム機能は、食材の中に旨味を閉じ込めることができます。そのため、塩分を控えたり、ヘルシーな調理法を取り入れたい場合におすすめです。塩分を抑えながらも、美味しさを損なうことなく料理を楽しむことができます。
スチーム機能は料理の品質を向上させるだけでなく、健康的な調理をサポートしてくれる優れた機能です。食材の栄養や味を逃さず、均一な加熱を実現することで、おいしさと健康を両立した料理を楽しむことができます。
スチームオーブンレンジでできること
スチームオーブンレンジでできることは「蒸す・茹でる・焼く・煮る・揚げる・炒める・解凍」と、多様な調理方法が可能なので、持っていれば料理好きな方は料理の幅広げることができ、時間がない方は時短が実現できます
スチームオーブンレンジのスチーム機能で作れる主な料理
スチームオーブンレンジのスチーム機能で作れる料理をご紹介
蒸し野菜
料理の付け合わせやトッピング、蒸しておいて冷凍保存などができます(カボチャなんかは蒸してから皮をむいた方が簡単に安全にできますよ)
蒸し魚
鯛やタラ、鮭やアジ、サバなど。例えばホイル焼きもホイルなしでできたりと色々な料理に活用できます
蒸し鶏
サラダやスープ、サンドウィッチや生春巻き、パスタなど使える料理が様々です
蒸し餃子など
肉まん系やシューマイ、蒸しパンなど。手作りで作ったシュウマイなどはスチーム機能を使えば火加減気にせず美味しく蒸せます。スーパーなどで買ってきた出来合いの肉まんなどもスチーム機能でとても美味しく仕上がります。
デザート
ケーキのスポンジ生地やプリン、クレームブリュレなどスポンジ生地はふんわり仕上がります。プリンやブリュレはお湯と一緒に蒸さなくてもそのまま蒸せるのでオーブンい入れたらボタン一つで完成します
野菜スープ
野菜を蒸して柔らかくし、ミキサーなどで攪拌、ピューレ状にしスープにすると栄養豊富で健康的なスープができます。食材にもよりますがジャガイモやカボチャなどのピューレに生クリーム、牛乳を入れるとビシソワーズのような洋風スープになります。
茹で卵、温泉卵、半熟卵
搭載されたレシピがあれば簡単にできます。ない場合は時間の調整が何度か必要になりますが、数回やれば自分の好みのかたさに調整可能です。(メーカーによって蒸気の量や熱の伝わり方に違いがあるため、多少の調理時間の違いがあります)
スチーム機能があるだけでこれだけの料理に活用することができ、日々の料理が楽しくなるとともに、時短も可能です
スチームオーブンレンジの選び方
スチームオーブンレンジは、オーブンとスチーム機能を組み合わせた便利な調理家電です。選ぶ際には、以下を考慮すると良いでしょう
サイズと設置スペース
自宅のキッチンに置く前提で、スチームオーブンレンジのサイズを確認し、設置スペースに合わせて選びましょう。
必ずどこに置くか決めてからサイズの合ったものを選びましょう使用していると高温になり、蒸気も出ることがあります。周辺に考慮して置く場所を決めましょう。ものによってはピッタリ入る寸法でも大丈夫と書いてあるメーカーもありますが、周辺に多少のスペースの余裕を持たせるような設置寸法で考えておくと良いでしょう。(周辺の家具の材質やガラスなどは高温や蒸気で損傷の可能性があります)
スチーム機能の性能
スチーム機能の性能はメーカーやモデルによって異なります。スチーム発生の温度調節範囲、スチームレベルの調整などを確認して、自分の調理ニーズに適した製品を選びましょう。
スチームの温度範囲が広いとそれだけ料理の幅が広がります。本格的な料理をしたい方はスチーム温度範囲が広いものをおススメします。本格的ではなくても肉まん系やシュウマイ系、パンなどのあたためはスチームがあった方が美味しく温めることができます。
エネルギー効率
オーブンは電力を多く消費するため、エネルギー効率の良いモデルを選ぶことで、ランニングコストを抑えることができます。とはいえ、良いものを買おうと思うと機能が充実している分、電量消費を抑えるのは難しくなってきます。
価格
高価格のモデルには機能が多く付いていることがあるので予算内で実際に必要とする機能がついているか確認してください。自分が実際に使いたい機能があるもので、できるだけ高性能のものを買った方が結果的には安く感じると思います。とはいっても各社で大まかな機能にそこまでの違いはありません。
清掃とメンテナンス
庫内は調理後に汚れが残りやすいため、自動清掃などあるかを確認しましょう。比較的に新しい機種では自動清掃がついています。そうでなくても今の技術なら簡単に汚れが落とせるような作りになっているので庫内清掃はそこまで苦にはならないはずです。スチーム用の給水カセット・タンクは使ったら都度きれいに洗いましょう。
安全機能
スチームオーブンレンジには、安全のための機能があることがあります。チャイルドロック、ソフトダンパー機能などをチェックしましょう。小さいお子さんがいると勝手にいじってしまったり扉でけがをすることが考えられるので安全機能があると安心です。
付属品とアクセサリー
製品には付属の調理用具やアクセサリーが付いてくることがあります。スチーム用のトレイや調理ツールなどがあると便利です。トレイなどは後で購入することがめったにないです。使いたいと思ったときにはもう遅いことが多いかと思います。次回のために使おうとネットで調べてまで購入したりはしないですよね。ですので最初からある程度揃っている方が余計なことが無くなって大変便利です。
デザインとスタイル
キッチンのインテリアに合わせたデザインやスタイルを考慮して選びましょう。スチームオーブンレンジは白と黒のものが多いので見た目のデザインが合うかどうかが重要です。
これらの情報を踏まえて、自分のニーズに最適なスチームオーブンレンジを選ぶことで、満足度の高い料理、時間の短縮ができます。
スチームオーブンレンジを使った時短術
スチームオーブンレンジは料理の幅を広げるための調理家電です。美味しいご飯を色々な調理方法で作ることができるので、どんな料理にも対応できる優れものです
しかし、いくら調理を自動でやってくれるからと言っても食材の準備は必要になってきます
食材の下準備が結構時間がかかるんですよね
そこで下準備の時間を無くすための解決策がミールキットです
ミールキットは下準備が済んでいて、調理を人がやります
そうです!
下準備はミールキットが、調理はスチームオーブンレンジがやることで、すべてを任せることができます
その空いた時間はすべてあなたのもです
他の家事をしてもいいですし、お風呂に入ってもいいですよね
そして、今は炊飯も自動でやってくれる時代です
この全自動炊飯器があれば炊飯も自分でやらなくていいんです
スチームオーブンレンジ比較表
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | 11位 | |
メーカー・機種 | 東芝 石窯ドーム ER-YD7000 | パナソニック ビストロ NE-UBS10A | シャープ ヘルシオ AX-LSX3A | 東芝 石窯ドーム ER-YD5000 | パナソニック ビストロ NE-BS9A | パナソニック ビストロ NE-BS8A | パナソニック ビストロ NE-BS6A | ツインバード DR-F871 | 日立 ヘルシーシェフ MRO-W10B | 日立 ヘルシーシェフ MRO-W1B | 東芝 石窯ドーム ER-YD3000 |
選べる色 | 白・黒 | 白・黒 | シルバー・レッド・ブラウン | 白・黒 | 白・黒 | 白・黒 | 白・黒 | 白・黒 | 黒 | 白・黒 | 白・黒 |
総庫内容量 | 30L | 30L | 30L | 30L | 30L | 30L | 25L | 23L | 30L | 30L | 30L |
掲載レシピ数 | 507 | 333 | 256 | 311 | 294 | 202 | 191 | 327 | 296 | 197 | |
自動メニュー数 | 487 | 287 | 266 | 129 | 256 | 107 | 160 | 280 | 250 | 114 | |
スマホ連携 | 〇 | 〇 | ○ | 〇 | 〇 | ||||||
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | 498×399×396 | 494×435×370 | 490×430×420 | 498×399×396 | 494×435×370 | 494×445×370 | 500×400×347 | 470×400×345 | 497×442×375 | 497×442×375 | 498×399×396 |
ハンドルなどを入れた 最大奥行寸法(㎜) | 446 | 486 | 485 | 446 | 486 | 481 | 449 | 440 | 500 | 495 | 446 |
ドア開放時の 奥行寸法(㎜) | 683 | 720 | 740 | 683 | 720 | 720 | 670 | 716 | 716 | 683 | |
庫内寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | 394×314×232 | 394×309×235 | 395×305×240 | 394×314×232 | 394×309×235 | 394×309×235 | 319×350×223 | 385×315×195 | 401×322×218 | 401×322×218 | 394×314×232 |
設置寸法 | 左右背面ピッタリ 上方10㎝以上あける | 左右背面ピッタリ 上方8㎝以上あける | 左右背面ピッタリ 上方10㎝以上あける | 左右背面ピッタリ 上方10㎝以上あける | 左右背面ピッタリ 上方8㎝以上あける | 左右背面ピッタリ 上方8㎝以上あける | 背面ピッタリ 左右各2㎝ 上方10㎝以上あける | 背面ピッタリ 左右10㎝ 上方25㎝以上はあける (ラックや棚の中・ 冷蔵庫や置台の上は 不可) | 左右背面ピッタリ 上方10cm以上あける | 左右背面ピッタリ 上方10cm以上あける | 左右背面ピッタリ 上方10㎝以上あける |
質量(レンジの重さ) | 約21㎏ | 約19.9㎏ | 約23㎏ | 約21㎏ | 約19.8㎏ | 約19.6㎏ | 約15.7㎏ | 約16.9㎏ | 約18㎏ | 約18㎏ | 約20㎏ |
年間消費電力量 | 72.0kWh/年 | 70.2kWh/年 | 72.0kWh/年 | 72.0kWh/年 | 70.2kWh/年 | 70.2kWh/年 | 70.4kWh/年 | 69.0kWh/年 | 70.5kWh/年 | 70.5kWh/年 | 73.5kWh/年 |
温度 | 100~300℃・350℃ (5分後230℃) | 70~300℃ (5分後230℃) | 65~250℃・300℃ (10分後230℃) | 100~300℃・350℃ (5分後230℃) | 70~300℃ (5分後230℃) | 70~300℃ (5分後230℃) | 80~250℃ (5分後210℃) | 30~45℃・ 70~250℃ | 100~250℃・300℃ (5分後230℃) | 100~250℃・300℃ (5分後230℃) | 100~250℃・300℃ (5分後230℃) |
スチーム | 35~95℃・100℃ | 60~95℃・100℃ | 35~95℃・100℃ | 60~95℃・100℃ | 60~95℃・100℃ | 60~95℃・100℃ | 65~100℃ | 低温蒸し |
スチームオーブンレンジおすすめランキング
ここから元料理人がおすすめするスチームオーブンレンジのおすすめランキングを発表します
日本の家電は丈夫で長持ちすることを考え、金額は加味せず機能を重視させていただいています
第1位…東芝 石窯ドーム ER-YD7000
東芝・石窯ドーム・ER-YD7000の一番の魅力はレシピ数の多さと最高到達温度の高さです
総レシピ数(507)と自動調理可能なメニュー数(487)が他に比べて圧倒的に多く、最高温度も350℃とやはりこれも圧倒的に高いです
ピザを焼く際の温度は400℃とも500℃ともいわれています
それは素早く焼くことで外はカリッと、中はモチッとした触感に仕上げることが出来るからです
この石窯ドームも最高到達温度が350℃と高いので、ピザはもちろんお肉なども焼けます
釜の内部の形もドーム状になっているため、熱の対流が生まれ、窯全体を均一な温度に保てるため、素早くかつ、焼きムラなく仕上がります
また、アプリと家電を接続することで、レシピの加熱情報を簡単に設定できたり、スマートスピーカーとの連携で音声操作などができます
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | あたため | 給水 | 時短スチーム | 温度 | スチーム発酵 | 発酵 |
白・黒 | 30L | 縦開き | 2品同時可 | カセット式 | 35~95℃・ 100℃ | 100~300℃・ 350℃ (5分後230℃) | 30・35・40・45℃ | 30・35・40・45℃ |
ノンフライ調理 | 取説掲載レシピ数 | 自動メニュー | スマホ連携 | 庫内灯 | 液晶 | 自動お手入れ | 庫内乾燥コース | 付属品1 | 付属品2 | 付属品3 |
○ | 507 | 487 | ○ | LED | 5インチカラータッチ 液晶表示 | 手間なしお手入れコース | ○ | 深皿1枚 | 角皿2枚 | 焼網1枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法(㎜) | ドア開放時の奥行寸法(㎜) | 庫内寸法(㎜) 幅×奥行×高さ |
498×399×396 | 446 | 683 | 394×314×232 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) | スマートダンパー (閉まる手前で優しく閉まる) |
左右背面ピッタリ 上方10㎝以上あける | 約21㎏ | 72.0kWh/年 (2,088円) | ○ |
私が価格を抜きにして性能だけで買うとしたら絶対これを買います
第2位…パナソニック ビストロ NE-UBS10A
パナソニック・ビストロ・NE-UBS10Aの特徴の一つがヒートグリル皿です。熱を素早く吸収し230℃まで熱くなるのでフライパンで焼いている状態と同じになります。上は大火力極め焼きヒーターの熱で、下はヒートグリル皿の熱で焼き上げるので裏返す必要がなく素早く焼き上げ、外はカリッと、中はジューシーに仕上げます。
スマホと連携させることができ専用のアプリを使うことで、メニューを増やしていくことも可能です。専用アプリを使えば食材からレシピ検索もできるので献立に困るなんてことも減らせます
さらに、対応のIoT家電を連携させると、家電の動作状況を音声で知らせてくれるため、日々の生活が快適なものになります
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | あたため | 給水 | 時短スチーム | 温度 | スチーム発酵 | 発酵 |
白・黒 | 30L | 縦開き | 2品同時可 | タンク式 | 60~95℃・ 100℃ | 70~300℃ (5分後230℃) | 30~65℃ | 30~65℃ |
取説掲載レシピ数 | 自動メニュー | スマホ連携 | 庫内灯 | 液晶 | 自動お手入れ | 付属品1 | 付属品2 |
333 | 287 | ○ | LED | カラータッチ液晶 (選べる画面デザイン) | スチームお手入れ | ヒートグリル皿1枚 | 角皿2枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法 | ドア開放時の奥行寸法 | 庫内寸法 |
494×435×370 | 486 | 720 | 394×309×235 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) | ソフトダンパー (閉まる手前で優しく閉まる) | ロック機能 (チャイルドロック) |
背面左右ピッタリ 上方8㎝以上あける | 約19.9㎏ | 70.2kWh/年 (2,035円) | ○ | ○ |
第3位…シャープ ヘルシオ AX-LSX3A
シャープ・ヘルシオ・AX-LSX3Aの特徴はプロが使うオーブンと同じ原理で、たっぷりの水蒸気を使うことで、素材本来のおいしさを活かして食材の油、塩分を落とし、栄養素や野菜のうまみを引き出します
また、無線LAN機能がありAI(人工知能)により、音声操作や献立の相談もできます。さらに、専用のアプリのレシピサービスには約1400のレシピが掲載されています
本体の表示画面では調理履歴を学習し、よく使うメニューが表示されます
オーブンのレシピを使ってたくさん作りたい方にはおすすめです
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | あたため | 無線LAN機能 | AI(人工知能) | 温度 | スチーム発酵 | 発酵 |
シルバー・レッド・ブラウン | 30L | 縦開き | 2品同時可 | ○ | ○ | 65~250℃・300℃ (5分後230℃) | 30・35・40・45℃ | 30・35・40・45℃ |
取説掲載レシピ数 | 自動メニュー | スマホ連携 | 庫内灯 | 音声操作 | 内部お手入れ | 付属品1 | 付属品2 |
256 | 266 | ○ | LED | ○ | 蒸気で簡単お手入れ | 角皿2枚 | ハーフ調理網2枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法 | ドア開放時の奥行寸法 | 庫内寸法 |
490×430×420 | 485 | 740 | 395×305×240 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) | ソフトダンパー (閉まる手前で優しく閉まる) |
背面左右ピッタリ 上方10㎝以上あける | 約23㎏ | 72.0kWh/年 (2,088円) | ○ |
第4位…東芝 石窯ドーム ER-YD5000
東芝・石窯ドーム・ER-YD7000との主な相違点はスマホ連携がないことと、メニュー数がER-YD7000ほどの数がないこと、表示灯がバックライト大型液晶表示というところです。表示灯は使うときだけ点灯する仕様になっていて、さらには点滅表示で操作手順をお知らせしてくれる機能があり便利です。
サイズや設置寸法・設置方法・温度などYR-YD7000と変わらないので、スマホ連携が必要ない方はこのER-YD5000でも十分な機能があります
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | あたため | 給水 | 時短スチーム | 温度 | スチーム発酵 | 発酵 |
白・黒 | 30L | 縦開き | 2品同時可 | カセット式 | 35~95℃・ 100℃ | 100~300℃・ 350℃ (5分後230℃) | 30・35・40・45℃ | 30・35・40・45℃ |
ノンフライ調理 | 取説掲載レシピ数 | 自動メニュー | スマホ連携 | 庫内灯 | 液晶 | 自動お手入れ | 庫内乾燥コース | 付属品1 | 付属品2 | 付属品3 |
○ | 333 | 129 | ✕ | LED | バックライト大型液晶表示 | 手間なしお手入れコース | ○ | 深皿1枚 | 角皿2枚 | 焼網1枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法(㎜) | ドア開放時の奥行寸法(㎜) | 庫内寸法(㎜) 幅×奥行×高さ |
498×399×396 | 446 | 683 | 394×314×232 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) | スマートダンパー (閉まる手前で優しく閉まる) |
左右背面ピッタリ 上方10㎝以上あける | 約21㎏ | 72.0kWh/年 (2,088円) | ○ |
第5位…パナソニック ビストロ NE-BS9A
パナソニック・ビストロ・NE-UBS10Aとの主な相違点はスマホ連携がないことと、メニュー数がNE-UBS10Aほどの数がないこと、あとは表示灯がバックライト大型液晶表示なっている点です。
NE-UBS10Aにもついてはいますがロック機能があるのでお子さまがいるご家庭でも安全にお使いいただけます
サイズや設置寸法・設置方法・温度などNE-UBS10Aと変わらないので、スマホ連携が必要ない方はこのNE-UBS9Aでも十分な機能があります
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | あたため | 給水 | 時短スチーム | 温度 | スチーム発酵 | 発酵 |
白・黒 | 30L | 縦開き | 2品同時可 | タンク式 | 60~95℃・ 100℃ | 70~300℃ (5分後230℃) | 30~65℃ | 30~65℃ |
取説掲載レシピ数 | 自動メニュー | スマホ連携 | 庫内灯 | 液晶 | 自動お手入れ | 付属品1 | 付属品2 |
294 | 187 | ✕ | LED | 大型ホワイト液晶 | ○ | ヒートグリル皿1枚 | 角皿2枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法 | ドア開放時の奥行寸法 | 庫内寸法 |
494×435×370 | 486 | 720 | 395×305×235 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) | ロック機能 (チャイルドロック) |
背面左右ピッタリ 上方8㎝以上あける | 約19.8㎏ | 70.2kWh/年 (2,035円) | ○ |
第6位…パナソニック ビストロ NE-BS8A
パナソニック・ビストロ・NE-BS9Aとの違いは2品同時あたためができなかったり、メニュー数だったり、ボウルに食材を入れてワンタッチで料理が完成する機能がなかったり、高温にする時間が少し長かったりします
料理する頻度は低いけど、たまにはちゃんとした料理を作りたいと思っている方なら、使用できる温度帯は広いので上位モデルほどの機能がなくてもさほど気にならないのでおすすめです
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | あたため | 給水 | 時短スチーム | 温度 | スチーム発酵 | 発酵 |
白・黒 | 30L | 縦開き | ✕ | タンク式 | 60~95℃・ 100℃ | 70~300℃ (5分後230℃) | 30~65℃ | 30~65℃ |
取説掲載レシピ数 | 自動メニュー | スマホ連携 | 庫内灯 | 液晶 | 自動お手入れ | 付属品1 | 付属品2 |
202 | 107 | ✕ | LED | 大型ホワイト液晶 | ○ | ヒートグリル皿1枚 | 角皿2枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法 | ドア開放時の奥行寸法 | 庫内寸法 |
494×445×370 | 481 | 720 | 394×309×235 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) | ロック機能 (チャイルドロック) |
背面左右ピッタリ 上方8㎝以上あける | 約19.6㎏ | 70.2kWh/年 (2,035円) | ○ |
第7位…パナソニック ビストロ NE-BS6A
パナソニック・ビストロ・NE-BS8Aと比べてサイズや総庫内容量が少しコンパクトになっており温度帯も少し違いますが、料理好きの一人暮らしの方で置く場所の確保ができればちょうど良いでしょう
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | あたため | 給水 | 時短スチーム | 温度 | スチーム発酵 |
白・黒 | 25L | 縦開き | ✕ | タンク式 | 60~95℃・ 100℃ | 80~250℃ (5分後210℃) | 35・40℃ |
取説掲載レシピ数 | 自動メニュー | スマホ連携 | 庫内灯 | 液晶 | 自動お手入れ | 付属品1 |
191 | 160 | ✕ | LED | カラータッチ液晶 | ○ | ヒートグリル皿1枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法 | ドア開放時の奥行寸法 | 庫内寸法 |
500×400×347 | 449 | 670 | 319×350×223 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) | ロック機能 (チャイルドロック) |
背面ピッタリ 左右各2㎝ 上方8㎝以上あける | 約15.7㎏ | 70.4kWh/年 (2,041円) | ○ |
第8位…ツインバード DR-F871
ツインバード・DR-F871は一人暮らしにちょうど良いサイズと機能を持っていますが、ラックや棚の中、冷蔵庫または置台の上、熱に弱い壁紙や家具の近くに設置できないため購入の際は置き場所に注意が必要です
蒸気を上下から包み込むようにしてしっとり蒸す、Wスチーム技術の開発し、さらにおいしさを実現しています
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | ノンフライ | 給水 | スチームモード温度 | オーブンモード温度 |
白・黒 | 23L | 縦開き | ○ | タンク式 | 65~100℃ (5℃刻み) | 30~45℃ (5℃刻み) 70~250℃ (10℃刻み) |
スマホ連携 | 自動お手入れ | 付属品1 | 付属品2 |
✕ | ○ | 天板1枚 | 網1枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法 | ドア開放時の奥行寸法 | 庫内寸法 |
470×400×345 | 440 | – | 385×315×195 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) |
背面ピッタリ 左右各10㎝ 上方25㎝以上あける | 約16.9㎏ | 69.0kWh/年 (2,001円) |
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第9位…日立 ヘルシーシェフ MRO-W10B
日立・ヘルシーシェフ・MRO-W10Bの機能は充実しているものの、低温調理の温度帯の記載がなく比較できないため9位とさせていただきました
スマホアプリと連携して料理サイトのクックパッドなどのレシピを増やすことができるので便利で使いやすいと思います
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | あたため | 給水 | 時短スチーム | 温度 | 発酵 |
黒 | 30L | 縦開き | 2品同時可 | タンク式 | – | 100~250℃・ 300℃ (5分後230℃) | 30・35・40・45℃ |
取説掲載レシピ数 | 自動メニュー | スマホ連携 | 庫内灯 | 液晶 | 自動お手入れ | 付属品1 | 付属品2 | 付属品3 |
327 | 280 | ○ | LED | 5インチカラータッチ | ○ | テーブルプレート1枚 | 角皿2枚 | 焼網1枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法(㎜) | ドア開放時の奥行寸法(㎜) | 庫内寸法(㎜) 幅×奥行×高さ |
497×442×375 | 500 | 716 | 401×322×218 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) |
左右背面ピッタリ 上方10㎝以上あける | 約18㎏ | 70.5kWh/年 (2,044円) |
第10位…日立 ヘルシーシェフ MRO-W1B
日立・ヘルシーシェフ・MRO-W10Bの下位モデルですがほとんど変わりません
液晶の表示灯の違いとメニュー数が若干少ない程度です
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | あたため | 給水 | 時短スチーム | 温度 | 発酵 |
黒 | 30L | 縦開き | 2品同時可 | タンク式 | – | 100~250℃・ 300℃ (5分後230℃) | 30・35・40・45℃ |
取説掲載レシピ数 | 自動メニュー | スマホ連携 | 庫内灯 | 液晶 | 自動お手入れ | 付属品1 | 付属品2 | 付属品3 |
296 | 250 | ○ | LED | フルドット液晶 | ○ | テーブルプレート1枚 | 角皿2枚 | 焼網1枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法(㎜) | ドア開放時の奥行寸法(㎜) | 庫内寸法(㎜) 幅×奥行×高さ |
497×442×375 | 495 | 716 | 401×322×218 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) |
左右背面ピッタリ 上方10㎝以上あける | 約18㎏ | 70.5kWh/年 (2,044円) |
第11位…東芝 石窯ドーム ER-YD3000
東芝・石窯ドー・ER-YD5000の下位モデルになります
2品同時あたためができなかったり、上位モデルでは時短スチームの温度帯がありましたが、低温蒸しの一つになっています
これを買うなら東芝・石窯ドーム・ER-YD5000をおすすめします
色 | 総庫内容量 | ドアの開き方 | あたため | 給水 | 時短スチーム | 温度 | スチーム発酵 | 発酵 |
白・黒 | 30L | 縦開き | ✕ | カセット式 | 低温蒸し | 100~250℃・ 300℃ (5分後230℃) | 40℃ | 30・35・40・45℃ |
ノンフライ調理 | 取説掲載レシピ数 | 自動メニュー | スマホ連携 | 庫内灯 | 液晶 | 自動お手入れ | 庫内乾燥コース | 付属品1 | 付属品2 |
○ | 197 | 114 | ✕ | LED | バックライト大型液晶表示 | 手間なしお手入れコース | ○ | 角皿2枚 | 焼網1枚 |
外形寸法(㎜) 幅×奥行×高さ | ハンドルなどを入れた最大奥行寸法(㎜) | ドア開放時の奥行寸法(㎜) | 庫内寸法(㎜) 幅×奥行×高さ |
498×399×396 | 446 | 683 | 394×314×232 |
設置寸法 | 質量 | 年間消費電力量 (年間電気料金) |
左右背面ピッタリ 上方10㎝以上あける | 約20㎏ | 73.5kWh/年 (2,131円) |
まとめ
スチームオーブンレンジは調理や加熱において非常に便利で、オーブン、レンジ、スチーム機能を組み合わせることで、さまざまな料理を手軽に調理することができます。また、従来のオーブンよりも加熱効率が高く、食材を早く均等に調理できるため時短とエネルギーの節約になります。さらに、「焼く、蒸す、温める、解凍する」など、さまざまな料理法に対応しているため、パンやケーキのような焼き菓子から、肉料理や野菜料理まで、幅広いメニューを楽しむことができます。
スチーム機能があることにより、食材の栄養素を保持しながら調理することができますし、蒸し調理は油を使わず、ヘルシーな料理ができます。野菜や魚などの繊細な食材も柔らかく仕上げることが可能です。
メンテナンスにおいては、定期的な内部清掃が主なポイントで、特にスチーム機能を使用した後は水滴などが残りやすいため、清潔に保つことを心がけましょう。
スチームオーブンレンジは高機能なため、他のオーブンやレンジよりも価格が高い場合があります。また、大きなサイズの機種もあり、キッチンスペースを考慮して選びましょう
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