毎日のようにお米を炊くのって面倒だなぁ
お米の炊きあがりのかたさの違いがきになるなぁ
炊飯器でお米を炊くのってちょっとわずらわしいですよね。例えば1合炊く場合、お米の量はカップ1杯、お水の量は1合の目盛りまで用意します。
- カップ1杯をすりきりしたとき、毎回多少の差はありませんか?
- お水の量も1合の目盛りの線の太さで多少の差がありませんか?
- 水平な場所も意外になかったりして、「まぁこんなもんかな」なんてこともありますよね?
- 共働きなのでご飯をいつ炊いたらいいの?
こういったことが気になる方におすすめなのが、2023年7月に発売した業界初のパナソニックの全自動炊飯器です。お米もお水も自動で計量してくれるので、計量する手間もなく毎回必ず同じ炊きあがりになります。しかも、スマホのアプリを使って外出先からいつでも好みのかたさで炊飯ができるので共働き夫婦や忙しくて炊飯の用意をいつしたらいいのかわからない方は重宝することでしょう。
共働きや仕事、育児に追われて忙しい毎日を送っている現代人には自動で代わりに何かをしてくれる家電というのは必須になりつつあります。生活を快適にするための便利な道具の一つですよね。
この記事を最後までお読みいただければ、全自動炊飯器の使い方や注意点、サイズやスペックといった機能から、全自動炊飯器ならではのメリットやデメリットまで理解していただけるかと思います。
パナソニックの全自動炊飯器はこんなことができる
- お米・お水の計量・投入が自動でできる
- 専用アプリによって遠隔操作で炊飯ができる
- 炊き上がりのかたさを調整できる
- 専用アプリで炊飯の時間変更やキャンセルができる
- おひつのような形をしているため、そのまま食卓に出せる
お米と水の計量って意外に面倒ですがそれを自動やってくれます
しかも、外にいてもスマホ一つで遠隔で炊飯ができるなんてすごいですよね
自分の都合の良い時間で炊き立てが食べられるのだから食事が楽しくなりそうです
パナソニックの全自動炊飯器は0.5合単位で最大2合炊きまで
最小炊飯量0.5合(お茶碗1杯)から最大炊飯量2合までを0.25合刻みで設定可能です
食べ盛りのお子さんや大家族では足りないですが、通常の炊飯器で2合以上炊くことがほぼないご家庭ではこの2合分のサイズで十分足ります。しかも洗い物は2合サイズの小さい釜とフタのみなので少なくて楽ちんです
一度にセットできるお米とお水の量は、お米タンクには無洗米が2㎏、お水タンクには水が約600㎖(600㏄)です(ただし、水は最大量まで入れてください。また、1回使い切りの都度交換が望ましいです)
お米1合(約150g)で使う水の量は約180㎖です。この全自動炊飯器で炊ける最大でもある2合を炊いたとしても約360㎖しか使わないので、600㎖(1㏄=1㎖)のタンクいっぱいに入れると約240㎖余る計算になるため、1合分は炊ける余裕を持った設計になっています。それでも水は使いまわさずに必ず都度交換しましょう。美味しいご飯を炊くために水の使いまわしは控えましょう
自分で各タンクにお米(無洗米)とお水はセットしなくてはいけませんが、お米もお水も自動で計量して炊飯してくれるのは大変助かります
使用できるお米は無洗米のみ
無洗米専用となっています(精白米の使用、精白米を洗ったお米の使用は故障の原因になります)
昔は無洗米なんてなかったですが、当時は特に冬は水が冷たくてお米を洗うのも大変でした。それが洗わなくて良いお米(無洗米)の登場で、そんな煩わしさを解決してくれましたね。そして、2023年7月、とうとうお米とお水の量を自動で測って遠隔で炊飯が可能になりました。
パナソニックの全自動炊飯器のスペック
メーカー | パナソニック |
型番 | SR-AX1 |
商品名 | 自動計量IH炊飯器 |
メーカー価格 | 45,540円(税込) |
色 | ホワイト |
外形寸法 | 幅176㎜×奥行336㎜×高さ336㎜ |
質量(本体重さ) | 約4.8㎏ |
炊飯容量 | 0.5合~2.0合 |
米タンク容量 | 2㎏(13.3合) |
水タンク容量 | 600㎖ |
使用可能なお米 | 無洗米専用 |
保温機能 | 無し |
定格消費電力 | 470W |
気になる電気代は?
基本となる電気代を税込29円/kWhとした場合、1Wを1時間使った電気代は0.029円となります
470Wを1日1時間使った場合の1日の電気料金は約13.6円になります。ちなみに毎日(365日)使った場合の年間電気料金は約4,974円です。
お米を計量して、洗って、水を計量して炊飯するまでの時間が仮に15分だとしたら、その時短できた15分を13.6円で買うようなものですね
パナソニックの全自動炊飯器の炊飯メニューと炊飯時間
炊き方メニュー | 炊飯時間 | 無線LAN接続時 | ||
5分がゆ | 68~70分 | 〇 | アプリのみ | |
全がゆ | 68~70分 | 〇 | アプリのみ | |
カレー用 | 〇 | アプリのみ | ||
早炊き | 40~45分 | 未接続でも可 | 本体で操作可能 | |
銀シャリ | ふつう | 52~60分 | 未接続でも可 | 本体で操作可能 |
かため | 51~60分 | 〇 | アプリのみ | |
やわらか | 55~65分 | 〇 | アプリのみ | |
キャンセル機能 | 未接続でも可 | 本体で操作可能 |
メニューとしてはそれほど多くないですが、忙しくて朝に用意が出来なかったり、共働きで家にいないことが多い方にはとても便利な家電です
炊き込みご飯や玄米などの食材や調味料と一緒に炊飯するような料理はできないので注意してください
釜のまま使用可能ですが、釜の内面のフッ素加工の剥がれや傷付きなどを防ぐために酢、重曹等の酸性またはアルカリ性のもの、塩やふりかけを混ぜるなどはおすすめしません。混ぜ込みご飯などを作りたいときは長持ちさせるためにも使用は控え、別容器に移してから作りましょう
パナソニックの全自動炊飯器の使い方
- お米タンクに無洗米をセットし、お水タンクにお水をセット
- ダウンロードしたスマホのアプリで遠隔炊飯
この二工程だけなのでとても簡単ですね
本体で炊飯する場合は「CANCEL」「RICE」「START」の3つのボタンで、長押しや2度押しの操作でロックや早炊きができるシンプル設計になっています
アプリでは本体の機能に加えて、炊き分けや細かい分量、時間指定ができるため、帰る時間が分かった時点で炊飯予約をし、帰宅と同時に炊き上がっているなんてこともできます
急な用事、予定変更でも炊き上がり時刻や炊飯量の変更、予約のキャンセルが可能なので助かりますね
アプリを使うのに必要なこと
以下の4点が必要です
- スマートフォン(Android™ OSバージョン 8.0以上、iOSバージョン 13. 0以上推奨(2023年7月現在)。ただし、すべてのスマートフォンでアプリの動作保証、タブレットでの動作保証はしていません)
- CLUB Panasonicの会員登録
- インターネット環境
- 無線LANルーター(すべての無線LANルーターについての動作保証、モバイルルーターの動作保証はしていません)
アプリのセットアップ手順
- 専用の「キッチンポケット」アプリ(無料)をインストール
- ログイン(CUB Panasonicのアカウントでログイン)
- 自動計量IH炊飯器を家電登録する(無線LANに接続します)
アプリを使って炊飯する
- アプリを開く
- お米の炊き方を選ぶ
- お好みのかたさを選ぶ
- 炊飯する量を選ぶ
- 炊き上がる時間を設定する
- 「炊飯を開始する」をタップ
お米とお水を用意しておけばとっても簡単
あとは炊き上がる時間に帰れば炊き立てご飯が帰ってすぐに食べられます
パナソニックの全自動炊飯器のデメリット
- 保温機能がない
- 水は都度取り換えが必要
- 無線LANルーターがないと使えない
- 2合以上は炊けない
- 無洗米以外のお米は対応していない
- 炊き込みご飯など他の食材と一緒に炊飯できない(釜内での食材の混ぜ込みもオススメしていません)
重複してしまいますが、食べ盛りのお子さんがいるご家庭だったり、大家族には2合では足りないので、2台買うか、普通の炊飯器が必要になります。
また、炊き込みご飯などが作れないので料理のバリエーションが狭まります
炊き上がり後の混ぜ込みは可能なのですが、釜の内側の加工が剥がれる可能性があるので、その点には注意が必要となります
保温機能がないので炊き上がってから1時間で食べれるような時間設定をしてください
パナソニックの全自動炊飯器のメリット
- 自動計量だから分量が正確
- 専用アプリを使っていつでもどこからでも炊飯ができる
- 外出先でも予約炊飯のキャンセルや内容の変更が可能
- 好みに合った炊き方ができる
- 炊き立てのご飯が食べられるのでお米のおいしさを感じることが出来る
- 使用後の洗い物は小さい釜とフタのみ
- おひつのようなデザインなのでそのまま食卓へ出せる
- 背が高いが間口と奥行きは普通の炊飯器より小さいため置き場所に困らない
- 簡単に炊飯できるのでパートナーやお子さんにも気軽に炊飯のお願いができる
- 家で炊飯する際もボタン一つで炊飯できるので、他の作業ができる
自分でお米を炊こうと思うとお米はカップ、お水は釜の内側に線があり、しっかりとした指針はあるものの正確な分量にはならないですよね
しかし、この全自動炊飯器は分量を正確に計量してくれるので同じ設定をしていれば必ず同じ炊き上がりになります
最初は自分に合った「かたさ」をみつける為に多少の調整は必要ですが、良い炊き方が見つかれば、あとは毎回自分の好みの炊き方に確実にできるので食べるのが楽しくなりそうですよね
また、遠隔で炊飯時間の変更などができるため、急な予定変更などに対応が可能です
さらに、釜がおひつの形をしているので、炊き上がり後にそのまま食卓へ出しても決して変ではなく、おしゃれにも見えます
置き場所に関しても、普通の炊飯器はキッチンに置くことが多いと思いますが、食卓付近においても景観を損ねないデザインになっています
パナソニックの全自動炊飯器のある生活
一人暮らしや3人家族ぐらいでしたら、そこまでデメリットをデメリットと感じないのではないでしょうか。むしろメリットがもたらす時短や快適さの方が大きいように思います
炊飯器の価格帯はピンキリではありますが、無洗米で白米のみの炊飯としての値段で45,540円(税込)は決して安くはない買い物になりますが、とても便利なものには間違いありません。
仮に1年の半分182.5日炊飯した場合、5年使い続けると182.5日×5年=912.5日使うことになります。本体価格の45,540円を912.5日で割ると1日当たり49.9円、約50円程です。子供のお手伝いで50円払うと思えば安いのではないでしょうか。
これが高いと感じるのか安いと感じるのかは個人の価値観なので、ご自分の生活スタイルや予算に合うようであれば検討してみるのもいいかもしれませんね
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